Monday, August 13, 2012

アートが見つかる魅力的な雑貨屋さん13選


好きになる雑貨屋さんの店主さんは、決して前に出るタイプではないのに存在感の消せない人、いつの間にか主役になってしまう人が多いんです。お店も同じで、隠れ家のような雰囲気なのに目立ってる。魅力たっぷりな店主さんに会いに行くのも楽しみのひとつだし、足を運ぶごとに新たな発見があったり味わいが増す空間と、その隅々にまでちりばめられているこだわりとお洒落ゴコロを拾っていくのも楽しい。
スキは作るけど余念はない、そういう向きがすごくいい。もちろん、選び抜かれた生活道具やお洒落な文具、その他いろいろな雑貨たちが主役です。最寄り駅からそこに至る道のりまでも楽しませて(迷わせて)くれることも良い店の条件のひとつにしてもいいのかも。





BIRDS’WORDS
雑貨屋さんじゃないでしょ、アーティストさんよ!そんな突っ込み覚悟で紹介しちゃいます。なぜなら松屋町のギャラリーに行った人だけが感じ得る息吹があると思えるからで・・・。それまで気にも留めなかった鳥モチーフに興味を持たせてくれたバーズワーズさん。こんなにも一人の作家さんの作品に惹かれたのは初めてだったから、自分でも驚いたのを覚えています。確か出会いは大阪・中之島のgrafさんでした。実は私、まだ松屋町には行けてません。それを想像するだけでドキドキします。訪問の前には予約をお忘れなく。大阪まで距離を感じられる方は渋谷ヒカリエへ。詳しくはウェブサイトを。しょっぱなから番外編行っちゃいましたね、ごめんなさい。



colissimo
こんなにも変化を楽しめる里山があるでしょうか?ここ数年、篠山は足を運ぶたびに景色が変わる、空気が変わる。四季折々の自然が織りなす色の変化とはまた違う「顔ぶれ」。良い意味での異色な存在が篠山の今を刻んでいる。その中でも突き抜けてるな、と感じるのが「colissimo」さん。100年先も永遠に受け継がれるスタイリッシュを厳選し、そこに置くことで里山が里山として変わらずありつづけることができる、そんな道もあるんだよ、と教えてくれている気がします。次のエキシビジョンも楽しみです。



EDANE
衣食住のすべて、歩く足取りや鼻歌さえもアートにしてしまいそうなEDANEさん。アートやクリエイティブ、インスピレーションやスピリチュアルなど日常プラスα、ちょっとバタバタしていると忘れてしまう大切なものを「はいどうぞ」と手渡してくれたり、一歩先から「新しい感性」を教えてくれる、一見した空間からは計り知れない奥深い魅力があります。今回のnext door の「ル・コルビュジェの記憶」での吉田次朗さん、保手濱拓さんもすごく良いです。



小たに
オーナー姉妹もディスプレイやお店に流れる空気感も、置いてある文具やアクセサリーも全部が大好き。並べてある道具や雑貨のひとつひとつがたどってきた、ここまでの時間と出来事を愛情たっぷりに魅せてくださいます。センスの良さは言うまでもありません。



Formaaki (フォルマーキ)
「らせん階段をのぼった小さな部屋で、ささやかな喜びを与えてくれる良い道具との出会いを求めて・・・」このお誘い文に引き寄せられて白いお家をめざしました。興奮の覚めやらない私と友人が放つ光線が手仕事雑貨にぶつかり北欧雑貨にぶつかりビュンビュン交錯するのが可笑しくて。想像以上にたくさんの名だたる作家さんの作品群が迎えてくれました。それでいて圧迫感がなかったことは今でも不思議。




つむぎ
昭和初期の映画に出てくる郵便局?木造校舎の用務員室?を真っ白でなく“ほころび”や“すり切れ”を加えながら刷毛で丁寧に(多分)使い込んだ感を醸し出すように仕上げられた外壁、目印は交番とか派出所にあるような門灯、そんな外観に一目惚れしないわけがない。外観と内装とそこにある全てのものに共通していたのは、削ぎ落とされたシンプルなデザインに、風合いや色合いや丸みといった温もりを同居させることで、よりいっそう引き立たつ美しさ、新しさ、懐かしさです。



工藝風向 FOUCAULT
「民藝」の面白みのひとつは、のめり込んでしまうと一瞬その深さにたじろいでしまうほどの果てしなさではないでしょうか。こちらの店主と「小さな工藝店」には民藝に惹かれた時と同じ“たじろぎ”がありました。博学な店主の淡々と、解説書のようなお話がインスピレーションを裏付けてくれる心地よさ、近寄るのに勇気がいるほどの魅力。そうとう惹かれてますよね。



grame
アンティークを好む男性特有の目線や品定めが好きです。数人の知人データになりますが、一見もの静かで近寄りがたいけど、話すとあったかい、が彼らに共通している魅力です。BEATNiKって何だろう?店主の選ぶものが気になったり好きになったります。昨年末たまたま目にしてから気になり続け今に至ります。案の定、好きになりました。品揃え、すごく良いです。



STROLL
松山2件目、私の足取り。器に興味を持たせてくれた出西窯、そこからの陶芸作家さん行脚、安部太一さんからのうつわ屋さん・ギャラリー行脚、そしてSTROLLさんに辿り着きました。生活感を感じさせない非日常を日常に取り入れて楽しむ感性が豊かな日常生活につながることを教えてくれる「自宅ギャラリー」です。営業日チェック必須、お問い合わせのうえお出掛けください。



草灯舎
店主とお話ししたくて、お洒落のヒントやアドバイスをいただきたくて、今ここに居れることが嬉しい、そんな満面の笑みなファンを何度も見かけました。変わらないお洒落、変化するお洒落、今、何を美しいと思われ並べていらっしゃるだろう?と気になり足を運びます。



百草(もぐさ)の庭
お庭のあるお店が好きです。オリーブやシマトネリコ、山野草が計算づくのボサボサ感でわさわさに植わってて、漆喰の壁と杉焼き板の色味を持った大きな玄関扉によく似合う、ツルピカじゃないボコボコしたアンティークの窓ガラスがおもしろい影を作ってくれる、そんな雰囲気が理想的。そんな理想的な風貌の百草の庭さんにあって、さらに好きなのが雑貨のチョイス。サノアイさんのサンキャッチャー、幸せいっぱいつかまえてきてくれます。



こころね
きちんと階段を飛ばすことなく一段一段、決して急がずけれど怠けず、今日を楽しんで明日を待ち望んでいらっしゃるように思える、私生活は全く知らないに、羨ましいな、と思ったり憧れてしまう、そんな店主のすてきなお店です。今年の初めに自宅ショップから現在の上之町會館へ移転。外も中も“白磁なお店”な感じがすごく良いし、並ぶ雑貨類も“心根の良いもの”ばかりです。



而今禾 Jikonka
いつの間に?東京に、そしても益子にも進出されていました。勝手に思い込んでいた私が悪いのですが、のんびりとした関のあのお店でお二人のペースで進めていかれるのだろうと想像していたので、驚きでいっぱいです。もちろん品揃えや、作家さんの展示会、生活様式や道具や文化のことなど多岐にわたって多くの発信と提案をされているので当然の展開と言えばそうなんですよね。益子ではstarnetさんの中に古道具中心のギャラリースペースをもたれています。そしてなんと台湾にも出店されるそうです。すごい!





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「FASHIONする」、聞き慣れない言葉ですよね。「FASHIONすること」=自己表現、なりたい自分を創造すること、、、

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